診療について
年代別診療内容
乳児期
誕生後2週間目から、保湿のケアをはじめましょう。
スキンケアは、トラブルを防ぐ第1歩です。
最近では、皮膚からアレルギーの原因となる物質(食べ物など)が体内に入り、アレルギーを起こすような抗体ができ、その後、その物質を食べると反応するようになることがわかってきました。皮膚をきれいに整えておくことがアトピー性皮膚炎の発症を防ぎます。赤ちゃんからスキンケアをしていきましょう。
幼児期・学童期
尋常性疣贅というウイルス性のイボの治療は、液体窒素の処置を行っております。最後まで治療を継続していただけるように、痛みがないように、嫌がらないように心がけております。ウイルス性のイボは自分の他の部位にも、また人にもうつしてしまうので、時間がかかっても完全になくなるまで治療することが大切です。場合によって、ヨクイニンという漢方薬の内服も行います。
とびひ、あせも、乾燥肌のよるかゆみ、湿疹も、治すだけではなく生活習慣を指導させて頂いております。
思春期
思春期は、体の中では、ホルモンの影響でニキビがつくられやすい状態になっています。ですが、肌表面の角質ケアをすることによって、ニキビをできにくくすることができます。思春期にひどいニキビができた痕は、凹凸となって一生残ります。20歳になって、ニキビができなくなった時にニキビ痕のない肌となるよう、ニキビができやすい方にはニキビ治療をおすすめします。小さなブツブツから治しましょう。
乾燥肌、アトピー性皮膚炎を悪化させ、治療をしないでおくと、皮膚が厚くなって黒くなってきます。悪化させないように、いい状態の時も弱いお薬や保湿をしましょう。
部活などで忙しくなかなか受診できない場合にはご相談ください。治療が継続できるよう配慮いたします。
成人
病気から美容まであらゆる皮膚の悩みに対応します。
薬剤で治した後には、再発を防ぐための化粧品のアドバイスなども行っております。また、当院でできない治療に関しては、適切な施設を御紹介させて頂きます。小さな心配事でも結構です。皮膚のことでしたら、なんでもご相談ください。
更年期
女性の更年期には、薬で解決しにくい皮膚のトラブルがおこることがあります。私自身も更年期のつらさを経験しております。お気軽にご相談ください。
老年期
なかなかご自分でお薬を塗れない方には、定期的に来ていただき、クリニックでお薬を塗っております。
若い時は紫外線に弱くなかったのに、気が付かないうちに紫外線に弱くなっている方がいらっしゃいます。紫外線による湿疹、かゆみを治すとともに、日焼け止めを塗る指導もさせて頂きます。